「相場がわからないので、比較のしようがない」。ホームページ制作のご相談で、最初に出てくる正直なお困りごとです。
金額に幅がある理由は、実はデザインの上手さではありません。どこまでを誰がやるかという線の引かれ方が、会社ごとにまったく違うからです。ここを見比べられるようになると、見積書は急に読めるようになります。
見積書のあいだに隠れている、5つの線
同じ「ホームページ制作 一式」でも、次の5つが含まれているかどうかで、必要な作業量は何倍にも変わります。
- 文章を、誰が書くか
- 写真を、誰が用意するか
- ドメインとサーバーを、誰が契約・設定するか
- 公開後の更新を、誰がやるか
- 不具合が出たとき、誰が直すか
安く見える見積もりの多くは、1と2が発注者側に残っています。テンプレートを選んで安く仕上がったはずが、結局は自分で文章を書き、写真を集め、何週間も止まる。よくある行き詰まり方です。
金額だけを並べるのではなく、この5つの線がどこに引かれているかを、それぞれの見積書に書き込んでみてください。比べられる形になります。
ページ数より、種類の数
もうひとつ、費用に効くのは「ページ数」ではなく「ページの種類の数」です。
同じ形のページが20枚あるのと、違う形のページが5枚あるのとでは、後者のほうが手間がかかります。作るのは型だからです。作品一覧、作品詳細、お知らせ、会社案内。この4種類があれば、中身が何枚に増えても、追加の制作費は大きくは変わりません。
見積もりを取る前に「型は何種類必要か」を数えておくと、話が早く進みます。
初期費用と、月額のバランス
制作費が安く、月額が高い。制作費が高く、月額が安い。どちらが得かは、何年使うかで逆転します。
判断の目安として、3年で合計いくらになるかを出してみてください。初期費用だけを比べると、多くの場合、判断を誤ります。
あわせて確認しておきたいのが、月額に何が含まれているかです。サーバー代だけなのか、更新作業も含むのか、不具合の修正まで見るのか。ここは会社によって最も差が出る部分です。
作り直しが、いちばん高くつく
費用の話で最後に申し上げたいのは、いちばん高い出費は「作り直し」だということです。
数年ごとにサイトを作り替え、そのたびに URL が変わると、それまで検索で積み上げた評価が失われます。Google は、時間をかけて有用性を評価すると説明しています(Google 検索セントラル「Google 検索の基本事項」)。作り直しは、その時間を捨てる行為でもあります。
私たちが、追記していける構造をおすすめしているのは、この理由からです。増やせる形で作っておけば、次に必要になるのは作り直しではなく追加になります。
私たちの場合
YOHAKU ART では、文章づくりからドメイン・サーバーの設定まで、すべて料金内で対応しています。専門的な準備を発注者側に残さないためです。公開後は、独自の仕組みでサイトを24時間監視しています。
具体的な金額とプランの内訳は 料金プラン にまとめています。お見積りは無料です。ご予算が決まっていない段階でも、お問い合わせ からご相談いただけます。
関連するページ
- ホームページ制作・個展サイトの料金 — プランごとに含まれるものの一覧
- ホームページ制作・個展サイトの流れ — お問い合わせから公開までの5ステップ
- 芸術特化のホームページ制作サービス — 業種別の設計方針もこちらから